キータンの小言　〜12球目〜

医者といいましてもいろいろ居りまして、まず腕の立つ医者の
ことを「名医」といい、その下に「副名医」「副々名医」
「平名医」と続きます。しかしこの世知がない世の中、
腕の立つ医者ばかりではございません。中にはどうしようもない
ノータリンのオタンチンもおりまして、このような医者のことを
「藪医者」と呼びます。しかし上には上がいる、いえ下には
下がいるもので、「藪医者」よりもひどい医者のことを
「すずめ医者」と申しまして、その心はまだ藪に近づく事が
出来るというもので、その下が「荒地医者」ここまで来ますと
もう藪にはなれない。そして最も愚かな医者のことを
「ひも医者」と申します。ものがひもだけに一度引っかかると
必ず死ぬというものでして早い話が、ハッハッハッ・・・